早慶の架け橋

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【早慶】早慶生による早稲田と慶應の比較 パート1. 学生編

 

学部は早稲田院は慶應のマル(@maruhatena)です。ですが、両大学の学生の間には確かに違いがあると思います。これはずっといつか話したいと思っていた内容でした!

私の場合、ルーツは早稲田なので、慶應に来てから「あっ、ここは早稲田と違う」と思ったことを中心にまとめます!

といっても、違いがありすぎるし、まだまだ気づいていない違いもあるので今回はパート1ということで、学生編をお届けします!

早稲田・慶應の受験生には受験勉強のモチベーションにしてもらったり、早稲田・慶應の現役生、OBOG、またそれ以外の方には意見や感想をもらえたりしたら幸いです。

なお、これは私の視点からの意見ですので、真実とは限りません笑

 

早稲田大学

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(写真は大隈講堂です)

  • 個性的な人が多い
  • 母校愛が強い
  • 慶應はライバルだと思っている
  • ワセジョと呼ばれる人種が存在する
  • 野心家が多い
  • とりあえず始めてみる
  • 起業する人多い

早大生はやはり早稲田が好きですね笑

東大落ちの人も来ますが、なんだかんだ早稲田で良かったといって卒業していきます。

どこからこんな母校愛が湧いてくるんだ!?

その母校愛からか慶應は敵だと思っている人が一定数います笑

また、今まで数々の早大生に会ってきましたが、母校愛と同じくらい何かを成し遂げてやるっていう熱を持っている人が多いですね。

成功するかどうか分からないけど、とにかく思い立ったが吉日みたいな。

2、3年前に、WSpaceという学生ラウンジが出来ましたが、あそこを使ってミーティングをしている学生も多いです。

そして、早稲田といったら外せないのがワセジョ!その男勝りな性格は他に類を見ないかもしれません。ワセジョとしての誇りを持っている人も多いです笑 

 

慶應大学

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(写真は三田キャンパスです)

  • 育ちが良い
  • 全体的に清潔感のある人が多い
  • コネクションが強い
  • 就活での商社、銀行、外資率、最近だとベンチャー率も高い
  • 国家公務員を目指す人が早稲田に比べて多い
  • 語学や資格に対する考えが強い

慶應生は早大生とは違う雰囲気を持っていますね。仮に早稲田生と慶應生がお互いの身分を明かさなくても、早稲田生だったら直感的に「あ、この人は慶應生かも」と思ってしまうほどに笑

一般受験組、推薦組共に成績優秀な人が来るので全体的に教育にお金を使っている家庭が多く、礼儀正しい人や育ちが良い人が多いです。

その礼儀正しさは慶應に入ってから、また社会に出てからも役に立つことが多く、上下関係はしっかり守りますし、挨拶ができる人も多いです。

また、早稲田とは違って、一本ホームランを打って俺の人生を変えてやるというよりは、着実に実力をつけつつ、周りとの関係性も築きながら成功する人が多い印象です。

そして、学部の1、2年生は、早いうちから資格勉強、語学勉強に力を入れる人が多いのも事実です。

現実、日吉駅の前には、資格試験予備校がずらりと並んでいます笑

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

慶應にいる期間は早稲田にいた期間と比べても短いですが、それでも明らかに違いがあるのは実感しています!

早稲田・慶應の両方に在籍してた人ってなかなかいないと思うので、今後も早慶生目線で記事を更新していきますね!面白いと思ったら、シェアよろしくお願いします!

新井礼人くん 傷害致死事件 裁判員裁判の傍聴に行ってきた

昨日、裁判員裁判に行ってきました。裁判の対象となった事件はメディアにも取り上げられてた重大事件です。

 

事件の概要

永富直也被告人は、母親と喧嘩をしたため家出をし過去にSNSで知り合った女性宅に3日間の約束で泊めさせてもらっていた。そして、食事や家事を手伝っていた。しかし、被告人は同居相手と当時3歳だった同居相手の息子、新井礼人(あやと)くんと食事をする中で、あやとくんの食事の態度が悪いからという理由で、暴行を加え、死亡させた傷害致死事件。

 

裁判員裁判って?

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東京地裁で、9月13日(水)15:00-16:00に上記事件の第一審の判決が下されました。結果は、被告人に懲役8年判決を言い渡すというものでした。裁判員裁判でした。

ここで、そもそも裁判員裁判がどういうものなのかを簡単に説明しますね。

この制度は、裁判官と国民の中から選任された裁判員とが一緒になって、重大事件を対象として、事実認定、法令の適用、刑の量定を行う制度です。重大事件とありますが、具体的には、原則として死刑又は無期の懲役、禁錮に当たる罪に係る事件ですね。そして、この制度が用いられるのは、第一審のみです。

裁判員の人数は、原則として裁判官3名、裁判員6名です。

真理方法は、9名の過半数以上の賛成です。もっとも、少なくとも裁判官と裁判員がそれぞれ1名以上賛成する必要があります。なお、法令の解釈や訴訟手続などは裁判官の過半数の意見によります。

 

裁判の中身

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私が傍聴したのは、全7回に渡る第一審の公判の最後の判決の回でした。15:00開廷予定でしたが、マスコミの写真撮影の関係で、4,5分おしのスタートでした。私は、裁判傍聴のために14:30くらいから並び始めましたが、あと、5分遅れたら傍聴席の定員オーバーで裁判傍聴できなくなるところでした。裁判員裁判を傍聴したい場合には、早めに並ぶ必要があるということを知りました。

法廷に入ると、検察官や弁護人、そして被告人がいました。起立の合図と共に、裁判官、裁判員たちが入ってきました。

公判が開始すると、裁判長が懲役8年の判決を言い渡しました。その後に大きく以下の3つに分けて、裁判長が話をされました。

 

1. 被告人がどういう暴行を加えたかの判断

被告人側は過去の公判で、一部の暴行(かかと落としやこめかみを掴みながら体を持ち上げた行為)についてしつけをしていたとし否認していましたが、関係証拠から判断して結果、暴行を加えていたことは明らかだということが判断がなされました。

上記否認の根拠として、弁護人はかかと落としの痕跡が残っていないことや1分間こめかみを掴んで持つのは無理なのではないか?ということを挙げていました。

それに対して、裁判長からは、かかと落としはいわゆる格闘技としてのかかと落としではなく、かかとで蹴ったという意味であるとしました。

また、こめかみを掴んで1分間持ち上げることに関しては、被告人の犯行当時の体重や鍛えていたことから可能だと判断されました。

これらの暴行は、被害者の母親であるひとみさんの供述で示されましたが、司法解剖の結果や経験則に基づいた判断からも、ひとみさんの供述の信用性が認められました。

2. 刑を決めた理由

被告人による暴行は断続的に(といってもずっとという意味ではなく、少しの間を挟みながらと裁判長が補足していました)約30分続き、あやとくんは、硬膜下血腫によって、約1日後に死亡しました。

被害者と被告人との体格差があったにも関わらず上記暴行を行ったことや、犯行の動機である食事のしつけについて被告人は一時的に家にいただけであるからしつけをする立場にないことも述べていました。

また、少年時代に傷害の非行歴があったこと、保護士との連絡も断ち、勝手に行動していた過去の行動からも重く処分すべきであると判断されていました。

さらに、情状鑑定の結果からも、被告人の知能が低いこと、生まれつきの資質、育った過程などから今回の事件が起こってしまったとも述べていました。

3. 被告人への一言 

ここからは、裁判官の語り口調も少し変化しました。今までは法律的な見解を述べていましたが、ここからは一人間として話していたといいますか。裁判員たちの言葉も代弁していました。

体格差があったことが分かっていたのか。

毎日あやとくんのために手を合わせていると言っていたが被告人の態度は良いようには伝わってこなかった。

性格、粗暴な振る舞いはなかなか変わらないが、これから十分に反省時間はある。

自分の気持ちの押さえ方は訓練しないと、被告人の体格からまた次に同じようなことが起きかねない。

被告人は20代に入ったばかり。刑罰を受けた後に、社会復帰を。被告人の母親もサポートすると言っている。

裁判員裁判を傍聴してみて

初めて裁判員裁判を傍聴しましたが、裁判員の方たちは一般の国民で、裁判中は何も話されませんでしたが、その目は、裁判官以上に被告人を見つめていました。

人間は、大小を問わず過ちを犯しながら生きていきますが、取り返しのつかない過ちを犯してしまった場合どうしたら良いのでしょうか?

私自身、たくさん親に迷惑をかけ生きてきました。今思うこととしては、その時にいかに本気でそのことを反省し、次にミスを犯さず生きていけるかどうかが重要だということです。

やってしまったこと、起こってしまったことはこの世から決して消えません。そのことは永遠に残ります。そこで、いかに反省できるか。

そして、社会全体に言えることとしては、そもそもそのことが起こらないようにしっかりとした教育がなされているか、家庭環境が整備されているかだと思います。

性善説性悪説とかありますが、自身が持っている遺伝子よりも、その後の教育が本当に大事です。まずは、正しいことを知ること。そして、自分を良く作ること。そういう一人一人がこの社会を埋めつくすならば、社会は良くなると思います。

少し話がそれましたが、裁判傍聴に行って多くのことを学びました。これからこの社会とどう向き合うか、何が正しいことなのか等も私なりに発信していきたいと思いますので、よろしくお願いします。

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【大学生必見】早慶生が大学生時代にやっていた5つのアルバイトを紹介!(高時給バイトあり)

慶應に来てからはバイトをしていないので、早稲田生だった時にやっていたバイト紹介しますね!

覚えている限りでこんな感じですかね。他にも記憶を辿ればあるかもしれませんが、ネタとして書けるのはこのくらいです。

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居酒屋(厨房、個人経営)

基本情報

時給:1000円 

忙しさ: 結構大変

メリット:やることが多いため、バイト時間が一瞬で過ぎ去る

デメリット:厨房に入ると覚えることが多い

学び:親が料理を作ってくれることのありがたみが身にしみて分かる

 

一番初めにやったバイトが居酒屋でした。知り合いの紹介で入れたので始めました。

時給はまあまあでした。

私は厨房の人として入ったのですが、これが大変でした。

というのも、今まで親の美味しい手料理ばかり食べて育って来たので、フライパンすら握ったことがなかったからです笑

作らなければならなかった料理は多岐に渡りました。

肉なす味噌炒め、だし巻き卵、焼き鳥、そば、ゴーヤチャンプルなどなど。。

これらの注文が次々に入って来るために、料理を作るのをミスると本当にテンパります。

僕自身、人生で初めて連続的に料理をした時でした。個人経営の居酒屋だったので、シーズンメニューなども豊富で、料理あまり作ったことない&めっちゃ急かされながら料理を作らなければならなかったので、バイトに行くたびになんとなく気持ちが重くなり、半年ほど働いてやめてしまいました。

もし料理が好きで、時間が経つのも忘れてしまうくらい忙しい方が良いというのでしたらオススメです!

また、厨房だけでなく、ホールのお仕事もありますので、そちらもチェックして見てください。

 

カラオケ店

基本情報 

時給:900円 

忙しさ: 普通

メリット:従業員割で安く歌える

デメリット:色んなお客さんがいる

学び:好きなことが仕事だと、苦ではない

 

もしかしたら一番楽しくバイトできたかもしれません。カラオケで歌うのが好きすぎて、ここでバイトしたら楽しく稼げるのではないか?と思い始めました。

結果的に楽しかったです!週に2、3日働いていましたが、最低でも週1ではバイト後か普通にお客さんとして来てカラオケしてました

自分が好きで楽しいバイトだと、休日や祝日出勤もそんなに苦ではないんですよねー。

業務内容は、レジ、厨房、声かけ、掃除等でした。

厨房は居酒屋後だったので、本当に楽に感じました。冷凍食品を揚げるだけでしたからね笑

たまに、お客さんでお酒によって、部屋に行くと絡んで来る人もいましたが、まあそこはノリで回避しました。

様々な人に出会う場ですので、コミュニケーション能力を身につけるには良い場所かもしれません。

 

塾講師(個人経営)

基本情報

時給:1400円

忙しさ: 普通

メリット:私服ok

デメリット:時間調節できない

学び:教えるためには、自分で考えるというプロセスが大事

 

カラオケのバイトと並行して塾講師のバイトをしていました。お金が欲しかったのと、週1〜2でかつ時間も2〜3時間だったので両立できました。

高時給なバイトでしたが、生徒が来るのは基本的に学校が終わった夕方〜夜の時間帯なので、時間は縛られますね。

良かった点は、私服がオーケーなところと、新しく覚えることがないことでした。

スーツではなく私服だったので友達と遊んでから直接塾に迎えましたし、講師業は自分が学んで来たものを教えるだけだったので、苦ではなかったです。

もっとも、生徒から思わぬ質問が来た時にはちょっと冷や汗でしたね。

自分は暗記しかしてなかったのに、なぜそうなるのか理由を聞かれた時など。

自分の頭でちゃんと考えたものだけがしっかり脳に定着し、また分からない人にも上手く説明できるんだなと思いました。

 

留学フェアのスタッフ

基本情報

日給:12000円(弁当つき)

忙しさ: 普通

メリット:私服ok

デメリット:1日働く

学び:留学や語学に関心がある若者が多い(親御さんも留学は必要だと思っている)

 

こちらは年に4、5回くらいの頻度のバイトでしたが、充実していました。

ちょうど留学から帰って来て、何か語学を活かせる高時給なバイトないかなーと思って探していたら見つかりました。

カラオケや塾講師業で知らないとのコミュニケーション能力は高まっていましたので、業務自体はものすごく楽に感じました。さらに、自分の留学経験も活かせたのでもっとこういうバイトがあれば良いのにと思いました。

種類としては、アメリカ留学フェア、カナダ留学フェア、イギリス留学フェア、オーストラリア留学フェアなどがありました。

 海外の各大学から、先生がきてブースを持っていましたが、熱く自分の大学を紹介していましたね。日本の生徒の獲得に必死なようでした。

そしてそういえば、イベントには駐日アメリカ合衆国大使のキャロラインケネディさんも来ていました。普段は絶対にお目にかかれない人ですね。

 

外資のモニターバイト

基本情報

時給:4000円

忙しさ: 普通

メリット:語学ができればできる

デメリット:単発

学び:一つの製品を世の中にリリースするまでには時間もお金もかかる

 

もうこの一言に尽きますね。

毎日このバイトがしたい。

時間は4〜5時間で2万円くらいもらえましたね。知り合いの紹介のバイトでした。

業務内容としては、コンプライアンス規制があるので詳しいことは言えませんが、ある製品をリリースするのに、モニターの人に使ってもらうことによって製品の動作確認をするというものでした。

業務内容は全て英語でしたが、そこまで難しい英語を話せる必要はなく、製品から流れて来る英語の音声を聞き取れれば十分なバイトでした。

このバイトを紹介してくれた知り合いには本当に感謝しました笑

 

まとめ

以上、5つのバイトを紹介しました。自分の向き不向きあると思いますが、楽しそうなバイトだなと思ったら一度そのバイトのことを調べて、そして実際に働いてみるのは良い勉強になると思います。

やはり好きな仕事であればあるほど長続きしますね!

「早慶の架け橋」ブログ始めました。

自己紹介

みなさん、こんにちわ。マル(@maruhatena)です。

簡単に自己紹介をさせていただきますと、現在大学院生です。

学部時代は早稲田大学院は慶應に来ております。ここでは、あえて学部や専門を公開しないでおきます。

と言いますのも、世間一般のバイアスを取り除きたいからです。

どういうことかと言いますと、自分でいうのもあれですが、早稲田慶應というと、世の中のイメージとして、プラスかマイナスかで言ったらプラスになると思います。

理由ですが、まず、この大学に入るためには一定程度の勉強が必要だからです。これらの大学の入学のための努力を世間は評価します。

また、大学卒業後にはほとんどの人が就職します。そしてその就職先で、いわゆる大企業に入る人たちは、私立の中ではこれらの大学の人たちが多いからです。他にも理由は色々あると思いますが、代表的なのはこのような点でしょう。これらの点から、この二つの大学は世間からの評価は高いです。

しかし、学歴や職歴と自分という存在はイコールなのでしょうか?

もちろん、学歴はその人の歩んで来た道を知るうえで役に立ちますし、職歴もその人の能力を知るうえでの良い判断材料になります。

ですが、それらはその人の要素のほんの一部なのであって、その人自身ではないはずです。

少し長くなりましたが、そんなことから、私の学部や専門はここでは言わないことにします。私のことを”あー、学歴がこうだからきっとこういう人なんだろうな”と思って欲しくないからです。

このブログでは、私のことを一人間として見てほしいと思ったので、このような形になりました。

じゃあ、大学名とか書くなよと言われましたら、確かにその通りなのですが、そこは私を知っていただく機会を作るための方法ですので、ご理解のほど宜しくお願い致します笑

 

ブログの中身は?

さて、内容の方に入りますが、当ブログでは、早稲田・慶應と奇抜なバックグラウンドを持っていて、多趣味な私が、早稲田と慶應で出会ったたくさんの人から得た情報や自身の経験をお届けしていきます。

また、カナダのバンクーバーに一年間留学もしていましたので、留学体験記及び英語の学習方法並びに日本と海外の違いを私なりの目線で紹介したいと思っております。

早慶、留学とまさに外見だけを取り繕っているような人物像が浮かび上がりますが、見てほしいのは中身です笑

日常の話から、学校の話まで、様々に記事を投稿していきたいと思いますので、よろしくお願いします!

 一応、証拠といいますか、身分証明書として、早稲田の校友カードと、慶應の学生証を。笑

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